ニュース
次期「USB4 Version 2.0」は最大80Gbpsで通信可能に 条件付きで120Gbpsも
USB-IFが次期USB規格「USB4 Version 2.0」について仕様を発表した。最大80Gbpsの通信に対応。条件付きではあるものの120Gbpsでの通信にも対応する。
USB Implementers Forum(USB-IF)は10月18日(現地時間)、次期USB規格「USB4 Version 2.0」について仕様を発表した。最大80Gbpsの通信に対応。条件付きではあるものの120Gbpsでの通信にも対応する。
USB4 Verison 2.0は、2019年に発表されたUSB4(Version 1.0)の後発規格。「PAM3」をベースとした新しい物理層アーキテクチャにより、理論値で最大80Gbpsの通信を実現する。ケーブルは40Gbpsに対応した1.0用のパッシブタイプの他、新しく定義されたアクティブケーブルでサポート。
また、高解像度ディスプレイを利用する場合などを想定し、一方向に40Gbps、もう片方に最大120Gbpsで接続できる非対称通信のオプションも用意する。
通信プロトコルもアップデート。2.0は、Displayport 2.1、PCI Express 4.0に準拠する他、トンネリング時でも20Gbps以上の通信を実現するという。
なお、過去全てのバージョンのUSBとも後方互換性も維持する。
関連記事
- 「USB4 Version 2.0」はUSB4の倍速 既存のType-Cケーブルで
USB推進団体USB Promoter Groupは次世代USBアーキテクチャを発表した。名称は「USB4 Version 2.0」になる。USB4対応ケーブルで2倍(80Gbps)の伝送速度を実現する。 - USBの次世代規格「USB4」の仕様を正式発表 Type-Cで40Gbps伝送が可能に
USB規格の管轄団体USB Implementers Forum(USB-IF)は、USBの次世代規格となる「USB4」の仕様表を公開した。端子形状はType-Cで、最大伝送速度は40Gbpsに上るという。 - Intel、「Thunderbolt 4」の詳細情報を公開
TB4では並列接続も可能になる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.