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社長を蹴ってもOK、福利厚生でキックボクシング 決裁者マッチング事業者が導入
決裁者マッチングSaaSを提供するオンリーストーリーが、福利厚生にキックボクシングを取り入れていると発表。社員は月1回、事業拠点から2分以内のキックボクシングジムを無料で利用できる。2人以上での同時利用が条件で、社長と使うことも可能。
決裁者同士をマッチングさせ、商談の創出を支援するオンリーストーリー(東京都渋谷区)は10月21日、同月から福利厚生にキックボクシングを取り入れていると発表した。社員は月1回、事業拠点から2分以内のキックボクシングジムを無料で利用できる。2人以上での同時利用が条件で、社長と使うことも可能。
リモートワークに起因する運動不足を解消する施策。社員間のコミュニケーションを活発化させる狙いもあり、身体を動かしながら会話できるスポーツとしてキックボクシングを選んだ。必要な備品はレンタル可能。すでに利用もあり、20代の社員が社長とキックボクシングをしに行ったという。
オンリーストーリーは2014年創業。決裁者同士をマッチングさせるSaaS「チラCEO」などを提供している。22年8月にはユーザベースなどから約9億5000万円の資金を調達している。
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