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LINEのスマートスピーカー終了でも、スマートホームの未来は明るいワケ:知らないと損!?業界最前線(2/4 ページ)
LINEは10月26日、スマートスピーカー「CLOVA」の販売を31日に終了し、音声操作機能も2023年3月30日に終了すると発表した。現在の日本市場ではスマートスピーカーやスマートホームに停滞感がある。そこでスマートスピーカー市場の現在と、スマートホームの明るい未来を紹介したい。
世界のスマートスピーカー普及状況
現在のスマートスピーカー市場はどうなっているのだろうか。
20年時点での調査に基づく予測値とはなるが、シンガポールに拠点を置く調査会社Canalysが20年10月に発表した「世界のスマートスピーカー市場の2021年予測」によると、スマートスピーカーおよびスマートディスプレイの普及台数は、21年に全世界で1億6300万台に達すると予想されている。
グローバル市場でのプラットフォーム別のスマートスピーカーの出荷台数。右肩上がりでの成長が予想されている(出典:Canalys、Global smart speaker market 2021 forecast)
なかでも勢いがすごいのが中国市場で、Baiduなどのスマートスピーカーが急激なスピードで普及拡大を進めている。その結果、先のCanalysのレポートでは、24年の全世界のスマートスピーカーの設置台数は6億4000万台にも達し、21年の4倍にもなると予想している。
24年にはスマートスピーカーの設置台数は6億台を超え、スマートフォン同様に当たり前のインフラになると予想されている(出典:Canalys、Global smart speaker market 2021 forecast)
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