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TwitterのマスクCEO、新たな認証方法をツイート「最終判断はTwitterがやるしかないが」
Twitterのイーロン・マスクCEOは、新たな認証方法の構想をツイートした。組織が関連する他のアカウントを特定できるようにする。アカウントの認証問題対策の一環としている。
米Twitterのイーロン・マスクCEOは11月13日午前10時ごろ(現地時間)、「間もなく組織アカウントは関連付けられる他のTwitterアカウントを特定できるようになる」とツイートした。「“認証済み”が実際に何を意味するかについての粒度を高めるのは正しい動きだ」ともツイートした。
具体的な方法については説明していない。おそらく、例えば既に公式ラベルを付与されている企業アカウントが自社の幹部に何らかのラベルを付与するシステムとみられる。
マスク氏はユーザーからの「転職した場合、特定の変更はどうなるのか?」という質問に対し、「組織が所属を管理できるようにする」と答えた。だが、組織を組織として認めるのは「最終的にはTwitterが判断するしかないと思うが、提案があれば受け入れる」としている。
Twitterでは、Twitter Blue加入で青バッジを誰でも購入できるようになって以来、従来の認証バッジとしての青バッジと混在していることもあり、なりすましが急増している。本稿執筆現在、Twitter Blueへの新規加入受付は停止中だ。
マスク氏は12日午後4時過ぎ、Twitter Blueは「来週末には戻ってくる」とツイートした。
Twitterでは青バッジとは別に、Twitterが公式アカウントと認めた組織やメディアに「Official」(日本では「公式」ラベルの付与を開始している。
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