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バルミューダの流れをくむ「雑貨家電」という新潮流 〜誕生の背景と課題知らないと損!?業界最前線(1/6 ページ)

近年、デザイン性が高く、雑貨店で流通する「雑貨系家電」が注目を集めている。小さなメーカーやほぼ知られていないブランドの製品が、駅ナカやイオンモールなどの雑貨店で販売され、人気を得ているのだ。小さな会社やブランドが家電を企画〜販売するようになった背景や人気を得ていった経緯、今後の課題を紹介する。

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 近年、デザイン性が高く、雑貨店流通を重視する家電ブランドが複数登場し、注目を集めている。

 これまで家電の企画・開発・製造といえば、それなりに大きな規模のメーカーが行うのが当然だった。しかし近年は、小さなメーカーやほとんど知られていないブランドから、さまざまな家電が発売されるようになっている。

 さらにもう1つの変化が、家電が販売される場所だ。今や家電量販店のみならず、駅ナカやイオンモールなどに店を構える雑貨店で家電が扱われている。デザイン性に優れ、お値ごろ価格の「雑貨系家電」が増えているのだ。

 小さな会社やブランドが家電製品を企画〜販売できるようになった背景や「雑貨系家電」が人気を得ていった経緯、今後の課題を紹介する。


「雑貨系家電」の代表格ともいえるのがBRUNOの製品だ。価格や機能に加え、期間限定色やキャラクターコラボなども数多く手掛けることで、若い女性層の人気を得た。写真はクリスマス限定色の「ナイトブルー」で、同色の複数製品をラインアップする
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