ニュース
福岡市地下鉄、クレカタッチ決済乗車の実証実験を全駅に拡大 Visa以外にも対応
福岡市地下鉄で行われている、クレジットカードを使って地下鉄に乗車できる実証実験が拡大する。Visaブランド以外でも利用可能に
福岡市地下鉄で行われている、クレジットカードを使って地下鉄に乗車できる実証実験が拡大する。1月10日に明らかにした。2023年3月27日の七隈線延伸開業に合わせ、全線・全駅で利用できるようにするほか、Visaブランド以外の決済ブランドでも利用できるようになる。また実証実験の期間も24年3月31日まで延長する。
対象となるのは、空港線、箱崎線、七隈線の全36駅。Visaのほか、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナース、ディスカバー、銀聯の各ブランドで利用できるようになる。Mastercardとは調整中だという。ダイナース、ディスカバー、銀聯ブランドのタッチ決済による鉄道乗車は全国初。
関連記事
- Visaのタッチ決済、コンビニで利用増 2021年の2.3倍に 「クレカ決済の2件に1件」
Visaなどクレジットカード国際ブランドが推進している「タッチ決済」の普及が加速している。 - 東急で「クレカのタッチ乗車」の実証実験、2023年夏から 首都圏の鉄道事業者で初
東急電鉄、東急、三井住友カード、日本信号、QUADRACは、クレジットカードのタッチ決済とQRコードを活用した、企画乗車券の発売や改札機の入出場に関する実証実験を、2023年夏から開始すると発表した。 - 東急で「クレカのタッチ乗車」の実証実験、2023年夏から 首都圏の鉄道事業者で初
東急電鉄、東急、三井住友カード、日本信号、QUADRACは、クレジットカードのタッチ決済とQRコードを活用した、企画乗車券の発売や改札機の入出場に関する実証実験を、2023年夏から開始すると発表した。 - 鹿児島市電でタッチ決済乗車実験 Visa以外の6国際ブランドにも対応
交通系ICカードではなく、クレジットカードのタッチ決済を使った公共交通機関乗車が、また一歩進んだ。国内ではVisaのタッチ決済を使った実験が先行していたが、この度始まる鹿児島市電での実証実験では、Visaだけでなく各種国際カードブランドについても検証を行う。 - JR九州とJCB、「クレカのタッチ乗車」で実証実験 Visaに続き
JR九州とジェーシービー、日本信号、QUADRADは共同で、タッチ決済による鉄道乗車の実証実験を一部区間で開始する。JCBとAmerican Expressにとって、国内の鉄道での実証実験は初という。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.