「Tweetbot」のTapbot、マストドンアプリ「Ivory」開発中
Twitterでアクセストラブルに巻き込まれているサードパーティクライアントの1つ「Tweetbot」を手掛けるTapbotが、Mastodonアプリを開発中とツイートした。その名も「Ivory」(象牙)。
Twitterのサードパーティクライアント「Tweetbot」(iOS版のみ)を手掛ける米Tapbotは1月13日(現地時間)、iOS版Mastodonアプリ「Ivory」を開発中であると発表した。Twitterでは同日からTweetbotを含むサードパーティクライアントでアカウント認証ができないなどのトラブルが続いているが、Twitterからは何も説明がない状態だ。
Tapbotは発表ツイートで「(ログイン問題発生について)Twitterからはまだ何も連絡がありません。過去12年以上にわたり、Twitterを使う手段としてTweetbotを選んでくださった皆様に感謝します。私達はここのところ、別のことに取り組んできました……」とし、IvoryのWebサイトのリンクを添えた。
Ivory(象牙)は、Mastodonが絶滅した古代の象に由来することからきたアプリ名だろう。Webページにはかわいい象のイラストがある。
Ivoryはまだ早期アクセス段階で、申込み方法などは不明だ。TapbotのMastodonインスタンスで@ivoryをフォローすれば最新情報を入手できる。このインスタンスは昨年11月に立ち上げられており、Ivoryの開発もそのころから始めていたとみられる。
現段階ではMastodonでのインライン投稿ボタンくらいしか機能がないが、将来的にはプロフィール編集、投稿編集、ハッシュタグなどの機能を追加していく計画だ。
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