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eMAXIS Slim米国株式、純資産額1兆8000億円超えで投信全体のトップに ネット証券で246万人が保有
三菱UFJ国際投信が運営する投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が、2月6日に純資産額で投資信託の1位となった。金額は1兆8065億円に達した。
三菱UFJ国際投信が運営する投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が、2月6日に純資産額でETFを除く投資信託の1位となった。金額は1兆8065億円に達した。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の代表的な株価指数であるS&P500に連動した値動きを目指す投資信託。主にネット証券を通じて販売されており、大手ネット証券を通じた同投信保有者は延べで246万人に達している。1年間で90万人増加した。
年間の純設定額(購入額から解約額を引いたもの)も大きく伸びた。2022年の純設定額は7364億円と、こちらもETFを除く投信全体でトップとなった。
昨今、個人投資家の間では長期・分散・積立といった考えに基づいたインデックス運用が定着しつつある。インデックス投資では、株価指数へ投資を行うため運用者の力量は現れにくい。一方で、コストの違いがフォーカスされ、純資産総額に対して一定率でかかる信託報酬が注目される。
eMAXIS Slimでは低コストを特徴としており、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬は現在年率0.0968%。類似投信の信託報酬に連動し、同水準以下に下げる方針を取っており、コストの低さから個人投資家に支持された。
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