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写真から児童の名札を消去するAI、保育園向けクラウドサービスに登場 顔出しNGの児童にはかわいいスタンプ

ビッツ(東京都品川区)が開発した個人情報保護クラウドサービス「キャラメル」は、保育園でブログやSNSに投稿するための写真をAIがチェック。名札に書かれた名前や顔出しNGの児童を認識し、自動的に画像処理を行う。

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 ビッツ(東京都品川区)が開発した個人情報保護クラウドサービス「キャラメル」が1月10日にバージョンアップした。保育園でブログやSNSに投稿するための写真をAIがチェック。名札に書かれた名前や顔出しNGの児童を認識し、自動的に画像処理を行う。

 保育の現場では、ブログやSNSの更新が求められる一方、個人情報保護の観点から名札などの名前の削除や、顔出しNGの児童を写真から消去するなどの作業が必要だった。キャラメルでは、クラウドに写真をアップすると名前を自動で検出して削除。GAN(敵対的生成ネットワーク:Generative Adversarial Network)を使い違和感なく背景に溶け込ませて削除できるようにしている。

 また児童ごとに顔出しOKとNGを事前に設定すれば、スタンプを押して顔を消す作業も自動的に行う。


名札などの文字を自動削除。敢えて撮影している大きな文字は残す

顔出しNGの児童を自動的に見つけてスタンプ処理

 料金は毎月1000枚まで利用できるミニマムプランで月額800円から。無料で1カ月利用できるお試しプランも用意する。

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