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米SECが“ステーキング”違法認定、イーサなどのPoSに向かい風

ビットコイン価格が2月190日早朝、急落した。仮想通貨取引所Krakenのステーキングサービスについて、米SECが「証券の違法販売に当たる」と認定したことが要因

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 ビットコイン価格が2月190日早朝、急落した。9日までは300万円を超える価格で推移していたが288万円まで下落している。


300万円を回復していたビットコインだが、急落(グラフ=bitFlyer)

 発端は国際的な仮想通貨取引所Krakenのステーキングサービスについて、米SECが「証券の違法販売に当たる」と認定したことだ。Krakenはステーキングサービスの終了と3000万ドル(約39.4億円)の罰金支払いに合意した。

 ステーキングとは、保有する仮想通貨をブロックチェーンのネットワークに預けることで報酬を得る手法。ビットコインのように演算によって取引を承認するプルーフ・オブ・ワーク(PoW)に代わり、預けられた仮想通貨の量に応じて取引を承認するプルーフ・オブ・ステーク(PoS)アルゴリズムが増加している。直近では、時価総額第2位のイーサリアムがバージョンアップを行い、PoSに移行した。

 イーサリアムもこれまで21万円前後で推移していたが、Krakenのニュースが報じられると20万円近辺まで価格が急落した。


KrakenはSECと和解

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