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3Dアバターを生成できるプリ機、日本初登場 メタバース移行見据え
フリューが、3Dアバターを生成できるプリントシール機を3月のイベントで限定公開する。同様の取り組みは日本初という。NTTコミュニケーションズ、NTT QONOQと進めている共同事業「5Gプリイベント」の一環。生成したアバターはイベント会場の大型モニターに投影する。
フリューは2月22日、3Dアバターを生成できるプリントシール機を3月のイベントで限定公開すると発表した。同様の取り組みは日本初という。NTTコミュニケーションズ、XR事業を手掛けるNTT QONOQ(東京都千代田区)と進めている共同事業「5Gプリイベント」の一環。生成したアバターはイベント会場の大型モニターに投影する。
プリントシール機とアバター生成システム「ドコモ・アバターポータル」と連携させ、撮影した写真を基にアニメ長の3DCG画像を生成する仕組み。3月10日〜12日に実施する体験イベントでは、作成した画像を印刷したカードをプレゼントする。カードには専用の二次元コードも印刷し、画像データにアクセスできるようにする。
2023年は通信機能付きプリントシール機の登場から20年の年。これを記念して次世代プリントシール機開発に挑戦したとしている。今後はメタバース移行が進むとして「日常的にお楽しみいただけるプリントシール機で、より身近な“メタバース体験”をお届けする」という。
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