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“ぼっち”でも大丈夫? 横浜のSIerが「バンドマン採用」 「音楽家はコミュニケーション能力に優れている人多い」
システムインテグレーターのシステムアイは、3月1日から「バンドマン採用」を始める。バンドなど音楽活動経験者を対象にしたもので、音楽活動で得た経験や学び、音楽への向き合い方をもとに人材を選考するという。
システムインテグレーターのシステムアイ(神奈川県横浜市)は2月22日、3月1日から「バンドマン採用」を始めると発表した。バンドなど音楽活動経験者を対象にしたもので、音楽活動で得た経験や学び、音楽への向き合い方を基に人材を選考するという。
条件は「バンド活動もしくは何らかの音楽活動をしていた人」「ITエンジニアに興味がある人」など。学歴は不問で、書類審査免除で2回の面接で内定を獲得できるという。バンドマン採用と称しているが性別は問わず、バンド以外にもオーケストラ奏者やディスクジョッキーなど音楽経験者であれば応募可能としている。
同社はバンドマンが「仲間を突き動かす推進力」「作品を生み出す創造性」「技術を磨く探究心」といった素質を持つと説明。これらはビジネスでも生かせる素養であるとし「優れた起業家やビジネスリーダーにはミュージシャンやバンド経験者が多い。バンド活動とビジネスに必要とされる能力には類似性があるのではないかという仮説のもとに開始する採用施策である」としている。
なお同社の葛川敬祐社長は自身も学生時代にバンドを組んでいたといい、「ミュージシャンはグループの一員として、お互いに影響を与え合いながら共同作業を行うため、創造力や発信力に加え、コミュニケーション能力や協調性に優れている方が多いと思う」と持論を述べている。
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