検索
連載

4年ぶり「CP+」に隔世の感 会場にはリアルでしか体験できないことが詰まっていた荻窪圭のデジカメレビュープラス(7/8 ページ)

23日からパシフィコ横浜にて「CP+2023」が開催中だ。久しぶりのリアル開催にちょっとドキドキしながら行ってきたのだが、やはり会場でしか味わえない体験が多かった。

Share
Tweet
LINE
Hatena

サードパーティーからZマウントやRFマウントが

 レンズブランドもざっと見ておこう。

 シグマは発表されたばかりの50mm F1.4もさることながら、何気なく参考展示されていた3本のレンズに注目。ニコンのZマウント対応のAPS-Cサイズセンサー向け単焦点レンズだ。シグマからは初のZマウント対応であり、今後の展開に要注目だ(発表記事)。


シグマからもAPS-Cサイズ用とはいえZマウントのレンズが登場(参考展示)

 コシナーはフォクトレンダーブランドでなんとRFマウントのレンズを参考出品。それも50mm F1という大口径レンズ。

 フォクトレンダーなのでMFではあるが、キヤノンのライセンスを受け、電子接点を介してレンズ情報をボディに伝えるためEXIF情報も正確に記録される。


フォクトレンダーからはMFながらF1.0のRFレンズが登場(参考出品)

 将来、RFマウントのAFレンズがサードパーティから登場する布石になるのかもしれない(しそれとは関係ないかもしれない)。

 ここ数年、サードパーティのミラーレス一眼用レンズはどうしてもソニーのEマウントが中心(シグマはLマウントレンズも同時に展開しているが)になっていた中、ニコンのZマウントやキヤノンのRFマウントにも広がっていくとユーザーにとっても大変ありがたいので今後の展開に期待したい。

 タムロンはマウント別にレンズを展示。「Xマウント」「Zマウント」などと書かれた提灯でエリアを示していたのが面白い。


提灯がぶら下がってて目的のマウントのレンズにすぐたどり着けるのがなかなか良いアイデアだったタムロン

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る