IT技術者の“二つ名”を提案するAIサービス 「エンジニアリングの頂点に君臨するカリスマ的存在」など
エンジニア向けの転職サービス「Findy」を運営するファインディは、エンジニアのキャリアをAIがまとめてくれる機能「ChatGPTエンジニアキャリアまとめ(β)」をFindy上で公開した。経歴などを参照し、二つ名や紹介文を自動で作成する。
エンジニア向けの転職サービス「Findy」を運営するファインディ(東京都品川区)は3月6日、エンジニアのキャリアをAIがまとめてくれる機能「ChatGPTエンジニアキャリアまとめ(β)」をFindy上で公開した。ChatGPTで活用されている「gpt-3.5-turbo」を利用した機能。経歴などを参照し、二つ名や紹介文を自動で作成する。
利用にはFindyへの登録が必要。GitHubやQiita、Zenn、その他ブログなど、Findyと連携した外部メディアの情報と、簡単な経歴を入力することでキャリアをまとめたレジュメを作成できる。作成時間は最短で20秒ほど。
サンプルとして公開しているレジュメでは、時系列順に並べた自身の経歴や仕事観、将来の展望などを記載している。また、収集した情報をもとにAIがその人物の二つ名も提案。例えば、「エンジニアリングの頂点に君臨するカリスマ的存在」や「無限の創造性を持つコードの魔術師」の二つ名を付けている。
Twitter上では同機能の利用者の投稿が「#ChatGPTエンジニアキャリアまとめ」のハッシュタグにまとまっている。それぞれ唯一無二の二つ名が付けられているようで、「エンジニアの帝王」や「技術の鬼神」「知識王」「バックエンドの侍」「エンジニア海のクレイジー・ジーニアス」など、エンジニア業界にいる猛者たちの様子を確認できる。
関連記事
- 年収800万円以上のITエンジニア、95%以上が「リモート勤務」と回答 転職サービスFindy調べ
年収800万円以上のITエンジニアの95%以上がリモート勤務と回答──エンジニア向けの転職サービス「Findy」を運営するファインディはこんな調査結果を発表した。 - OpenAI、「ChatGPT API」と企業向け専用容量プランの提供開始 「gpt-3.5-turbo」も発表
OpenAIは「ChatGPT API」と「Whisper API」の提供を開始した。ChatGPT APIの価格は1000トークン当たり0.002ドル。Azureの専用インスタンスプランも提供する。 - 年収800万円以上のエンジニアは「Rust」と「Go」に注目 転職サービスが1000人調査
ファインディのエンジニア約1000人への調査で、年収800万円以上のエンジニアが注目する言語は「Rust」と「Go」という結果が出た。 - 読める、読めるぞ! 難解な「AWS公式のサービス説明」、ChatGPTの説明なら分かりやすかった
IT関係者でも「読みにくい」という声が出る、AWS公式のサービス説明文。ChatGPTに説明させてみたら……。 - 体重×2倍のバーベルを挙げれば書類選考免除 「スクワット採用」でITエンジニア募集
プロテインの販売やフィットネス事業を手掛けるレバレッジは、新しい採用制度として自分の体重の2倍の重さのバーベルをスクワットで持ち上げた人の書類選考を免除する「スクワット採用」を始める。募集職種はITエンジニアとオープンポジション。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.