Twitter API、法人向け新料金は月額560万円から? 最大で月額2800万円のプランも 米Wiredなどが報道
米Twitterが2月初旬に発表していた「Twitter API」の有償化を巡り、一部のAPI利用者が新料金体系について案内を受けていると米Wiredなどの海外紙が報じた。法人向けAPIの新料金は月額4万2000ドル(約565万720円、1ドル=134円換算)からという。
米Twitterが2月初旬に発表した「Twitter API」の有償化を巡り、一部のAPI利用者が新料金体系について案内を受けていると、米Wiredなどの海外紙が報じた。法人向けAPIの新料金は月額4万2000ドル(約565万720円)から21万ドル(約2825万4290円)になるという。
Wiredの記事を執筆したクリス・ストーケル・ウォーカー(@stokel)さんは自身のTwitterアカウントで新料金体系の資料と思われる内容を公開。それによると、料金体系は「Small Package」「Medium Package」「Large Package」の3種類で、月額料金はそれぞれ4万2000ドル、12万5000ドル(約1682万8932円)、21万ドルと記載されている。
投稿できるツイートの数はSmall Packageが月に最大5000万回、Mediumが1億回、Largeが2億回。また、各APIで処理できるツイートの数などに違いがある。
Twitter APIを巡っては、米Twitterが2月に有償化を発表。当初は2月9日で無料提供を止めるとしていたが、すでに2回実施時期を延期している。その後2月18日には「今後数週間のうちに段階的にアップデートする」とツイートしているが、3月13日時点でいまだAPIは無料提供のままとなっている。
関連記事
- Twitter APIの話ってどうなりました……? 「今後数週間で段階的にアップデートします」
Twitter APIの有料化を巡り、混乱が続いている。13日には「数日後にアップデートする」としていたが、18日には「数週間で段階的に実施」とツイート。23日になっても新規情報はない。 - Twitterの不調は「Twitter APIを破壊するような悪い構成変更」が原因──Platformer報道
Twitterのサービスがまた不調になっている原因は、「Twitter API」の構成変更作業でのミスだとPlatformerが報じた。同社はこのAPIへの無料アクセスを停止する計画だ。このプロジェクト担当エンジニアはたった1人という。 - Twitter、APIを有料化へ 無料提供は9日で終了 「詳細は来週発表する」
米Twitterは、Twitter APIの無料提供を2月9日で終了すると発表した。 - 話題の分散SNS「Misskey」が居心地いい 行儀悪くて笑えるあのころのインターネットが帰ってきた ユーザー爆増中
話題の分散SNS「Misskey」、そこは与謝野晶子と官営八幡製鐵所、そしてレターパックで現金送れは全て詐欺ですが飛び交う謎の場所だった……。 - ジャック・ドーシー氏肝いりの「Bluesky Social」アプリ、App Storeに登場
ジャック・ドーシー氏が2019年に立ち上げた分散型SNSプロジェクトBlueskyのアプリがApp Storeで公開された。招待制プライベートβで、利用するにはウェイティングリストへの登録が必要だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.