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時事通信の記者がパソコン紛失、70人分の個人情報入り 直前まで飲酒、紛失時の状況は不明

時事通信社は、同社の記者が業務用のノートPCを紛失したと発表した。PCには取材対象者約70人分の氏名と住所などの個人情報が入っていたという。

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 時事通信社は3月16日、同社の記者が業務用のノートPCを紛失したと発表した。PCには取材対象者約70人分の氏名と住所などの個人情報が入っていたという。同社は「関係先の皆さまに深くおわび申し上げます」と謝罪した。


時事通信社の公式Webサイトから引用

 ノートPCを紛失したのは9日午前0時半から午前1時ごろの間で、場所は東京都港区内の路上。記者がタクシーに乗ろうとした際、PCを入れたリュックサックを紛失していることに気付いた。周辺を捜し、遺失届も提出したが、16日時点で見つかっていないという。なお記者は直前まで飲酒しており、記憶があいまいで紛失時の状況は不明としている。

 PCには、取材対象者約70人分の氏名と住所などをまとめたリストや、記者が取材内容をまとめたメモなどを記録したデータが入っていた。PCにはパスワードをかけており、紛失物の中にパスワードを推測できる情報は含まれていないという。16日時点で個人情報の流出などは確認していないとしている。

 同社は「今後は個人情報の管理体制をより強化し、再発防止に努める所存です。関係者の皆さまには、多大なるご心配とご迷惑をお掛けすることを重ねて深くおわび申し上げます」と謝罪している。


時事通信社の発表全文

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