検索
連載

2023年「スティック掃除機」の新トレンド 〜吸引とスチーム掃除のできる機種も登場知らないと損!?業界最前線(4/6 ページ)

掃除機市場で急成長のコードレススティック型の掃除機において、2023年の新しいトレンドを3つご紹介する。いずれも、かゆいところに手が届くような発想の転換と、技術の進化によって生まれた、使い勝手の良い機能だ。

Share
Tweet
LINE
Hatena

ロボット掃除機のダストステーションがスティックにも

 スティック掃除機には、紙パック式の復活だけでなく、もう一つの変化の流れが来ている。それが充電台でごみを集めるダストステーション付きのモデルが増えていることだ。

 そもそもスティック掃除機はスリムで軽量な本体を実現するため、ダストボックスが小さいという欠点があり、こまめにゴミ捨てを行なわなければならなかった。

 そこでダストステーションだ。掃除後に充電台に戻すと、本体内部のごみを自動で吸引して集めてくれるので、スティック側のダストボックスはその都度空になる。日々のゴミ捨てが不要になるというわけだ。

 パナソニックが21年に発売した「セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NS10K」(実勢価格7万2800円)は充電台とダストボックスを兼ねたクリーンドックが付属。ごみを吸引してためておける。ゴミをためる必要がなくなった本体は、非常にスリムなデザインも実現。クリーンドックには紙パックを内蔵しており、約50日分のごみをまとめて捨てることができる。


パナソニック「セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NS10K」。スティック時の重量は約1.5kg。長い髪の毛などがヘッドブラシに巻き付きにくい「からまないブラシ」を採用しており、ブラシのメンテナンスも不要だ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る