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日本人向け最大級のアニメ海賊版サイト「B9GOOD」中国で摘発 9割以上が日本からアクセス

日本人向けのアニメ海賊版サイトとして最大級の規模を誇っていた「B9GOOD」に中国公安当局の捜査が入り、運営者とアップローダー3人が摘発された。日本からのアクセスが約95%を占めていた。

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 日本人向けのアニメ海賊版サイトとして最大級の規模を誇っていた「B9GOOD」に中国公安局の捜査が入り、運営者とアップローダー3人が摘発された。このサイトはコンテンツを日本語で表記し、日本からのアクセスが約95%を占めていた。サイトは3月27日に完全に閉鎖している。


「B9GOOD」のトップページ(3月10日時点、出典はCODA)

 CODAによると、日本からの刑事告発で中国の海賊版サイトの運営者らが刑事摘発されたのは初めて。CODAはアニプレックス、テレビ東京など6社からの要請を受け、中国に刑事告発していた。

 B9GOODは2008年に「B9DM」というサイト名で開設。その後サイト名とドメインを「b9good.com」に変更し、Web解析ツールの「SimilarWeb」によると21年3月から23年2月までの2年間で3億回以上のアクセスを集めていた。

 閲覧者を違法コンテンツへ誘導する、いわゆるリーチサイトの“リンク元”としても機能していた。22年9月に北海道警が摘発した「全話一気に視聴するならココ!!(アニメ)」もB9GOODにアップロードされた動画へ誘導していたことが分かっている。


日本の視聴者が特定コンテンツのアップロードを要請していた様子も確認されている(3月24日時点)

 中国公安局に身柄を拘束された運営者は重慶市に住む33歳の無職男性で、これまでに600万〜700万元(約1億2000万〜1億4千万円)の広告収入を得ていたとみられる。また報酬をもらって同サイトに動画をアップしていた成都市在住の30歳女性ら3人も取り調べを受けている。

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