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ソニー「ZV-E1」は最強の“ワンオペVLOGCAM”かも荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/3 ページ)

ソニーが29日の夜に発表した「ZV-E1」。VLOGCAMシリーズの第4弾であり、ついにフルサイズセンサーを搭載した。しかも1人や2人で撮影する時に便利な機能がたくさん盛り込まれている。

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 AF回りは列車や昆虫や飛行機にも対応するし、姿勢推定技術を用いて人物をリアルタイム認識するなど最新の被写体検出AFを搭載。


AIプロセッシングユニット(公式動画より)

 ユニークなのは被写体認識を利用した、オートフレーミングや被写体が構図内の同じ位置に来るよう補正するフレーミング補正といったAIを駆使した新しい機能も積んできたこと。


フレーミング補正機能で被写体を常に同じ位置に

1人で撮影するときもオートフレーミングで自動的にカメラワーク

 実際にどのくらいイケるのかは試してみないとなんともいえないけど、すごくメッセージ性があっていいと思う。

 VLOGCAMはあくまでも高度な専門知識が不要で、1人だけ、ないしは2人という最小限の人数で、最小限の機材で映像を録り、公開したい人のためのカメラなのだ。1人でカメラマンと演者を兼ねるような、あるいは追加の機材なしでシネマティックな映像を録れるというカメラは今までなかった。

 だからVLOGCAMなんだろうけど、ZV-1で映像表現に目覚めて、もっとハイクオリティーのシネマっぽい動画を自分で撮りたいと思ったとき、その先にあるのがα7sやシネマラインといったハイエンド機のみならず、ZV-E1もあるってのはすごいことなんじゃなかろうか。


ホワイトもある
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