トレカ専用“忘れ物タグ付きカードケース”登場 数百万クラスの高額品もスマホで位置確認
忘れ物タグ「MAMORIO」を提供するMAMORIOは、同タグを搭載したトレーディングカード用ケース「TRILITH MAMORIO model」販売を始めると発表した。高額カードを狙った窃盗などの被害が話題になったことを受けて開発したという。
忘れ物タグ「MAMORIO」を提供するMAMORIO(東京都千代田区)は4月21日、同タグを搭載したトレーディングカード(以下トレカ)用ケース「TRILITH MAMORIO model」販売を始めると発表した。高額カードを狙った窃盗などの被害が話題になったことを受けて開発したという。22日から予約販売を始める。
トレカ用グッズのブランド「GINZO」を手掛けるGAIAMOND(東京都千代田区)とコラボレーションした商品。高級トレカ用ケース「TRILITH」にMAMORIOを付けた。MAMORIOは専用アプリを使うことでスマートフォンから位置を確認できる。
ロゴを彫刻することで従来品と同じ重さになるよう調整するなど、MAMORIOの有無を判別できない工夫を施している。カードケースを振った際の音でタグの有無を識別できないよう、タグの埋込穴をジャストサイズにしているという。
近年のトレカ市場では、1枚のカードが数百万円で取引されることも珍しくなく、中には数千万円の高額取引が成立した例もあるという。高額カードを狙った窃盗や空き巣などの被害も話題になっていることから、忘れ物タグ付きトレカケースの開発を決めたとしている。
TRILITH本体とMAMORIO本体を含む「TRILITH MAMORIO model フルセット」の価格は1万円。従来のTRILITHにMAMORIOを付けられるカスタムパーツも3300円で販売する。
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