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Googleの生成AI、米ウェンディーズがドライブスルーで採用 音声での複雑な注文にも対応

米ファストフードのWendy'sがGoogleの生成AIとLLM搭載システム「FreshAI」を発表した。ドライブスルーでの音声注文を受け付ける。6月に試験運用を開始する計画。

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 米ファストフードのWendy'sと米Googleのクラウド部門Google Cloudは5月9日(現地時間)、Googleの生成AIとLLM採用のドライブスルーシステム「FreshAI」を発表した。まずは6月にオハイオ州コロンバス地区の店舗で試験運用を開始する計画だ。

 FreshAIは、客の音声での注文を聞き取り、人間の調理担当者に伝える。Wendy'sのメニューには数十億の組み合わせがあり、また、略称で注文する客もいる。さらにドライブスルーの構造上、マイクは周囲の騒音や後部座席にいる子どもたちの声も拾う可能性があるが、Google Cloudの生成AIはこうした問題に対処できるという。

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Wendy'sのドライブスルー

 Wendy'sは50年以上前にドライブスルーを導入し、今では客の75〜80%がドライブスルーを選択している。

 FreshAIは、Wendy'sのメニューデータ、同社のビジネスルールと会話ルールのロジック、店舗のハードウェアとPOSシステムとの統合を備えたGoogleのLLMで強化されているという。

 Googleは5月10日に年次開発者会議Google I/Oで多数のAI関連の取り組みを発表する見込みだ。

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