Google製タブレット復活、「Pixel Tablet」は7万9800円から:Google I/O 2023
米Googleは、同社の年次開発者会議「Google I/O 23」において、新型タブレット「Google Pixel Tablet」を発表した。価格は128GBモデルが7万9800円、256GBモデルは9万2800円。
米Googleは5月10日(現地時間)、同社の年次開発者会議「Google I/O 23」において、新型タブレット「Google Pixel Tablet」を発表した。価格は128GBモデルが7万9800円、256GBモデルは9万2800円。予約はGoogleストアの他、通信事業者、各種量販店でも受け付けるという。発売は6月20日を予定している。
Pixel Tabletは、Pixel 7/7 Proや、折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」にも採用されている独自チップ「Tensor G2」を搭載。メモリは8GB、ストレージは128/256GBから選べる。11インチディスプレイと、4つのスピーカーを搭載しており、エンタメ視聴に適しているとする。カメラはイン・アウトともに800万画素。
ボディはアルミニウム製のフレームを採用し、電源ボタンに指紋認証センサーが内蔵されている。表面はGoogle独自のナノセラミックコーティングが使われており、カラーは「Porcelain」「Hazel」の2種類を用意する。 重さは493g。
充電スピーカーホルダーもセットになっている。ホルダーに置くとタブレットの充電ができる他、本体内蔵のものと比べて4倍の低音を再生できるという。タブレットを「ハブモード」に変更すれば、大画面でリッチなサウンドのスマートディスプレイとして使えるようになる他、「Chromecast built-in」に対応。ハブモードなら、スマートフォンから動画や音楽をPixel Tabletにキャスト可能だ。
キャンペーンとして、Googleストアで予約購入したユーザーに対し、次回以降のショッピングで使える1万3000円分のストアクレジットを付与するという。対象期間は5月11日から6月19日まで。
同社は、これまで「Nexus 7」「Nexus 10」「Pixel C」などのタブレット端末を世に出してきたが、ここ数年は新機種不在の状態だった。Pixel Tabletは、久しぶりのGoogle製タブレットとして登場する。
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