ニュース
サイバーエージェント、AI開発手法「MLOps」の研修資料を無償公開 全140ページ
サイバーエージェントは、新入社員の研修で使ったという資料を無償公開した。内容は、AIや機械学習アルゴリズムの開発手法「MLOps」に関するもので、全140ページ。
サイバーエージェントは5月24日、新入社員研修で使った資料を無償公開した。内容はAIや機械学習アルゴリズムの開発手法「MLOps」に関するもので、全140ページ。スライド共有サービス「Speaker Deck」で公開している。
資料の名前は「CyberAgent AI事業本部MLOps研修応用編」。同社のDynalyst Data Scientistを務める長江五月さんが作成した。実際に機械学習のシステムを作ることを目標に設定している。この研修で使ったリポジトリもGitHubで公開しており、資料と併せて使用できる。
サイバーエージェントではこれまでも、新卒エンジニア向けに「チーム開発の進め方」や「良いコードとは何か」といった資料や、Unityエンジニア向けのゲームシステムの高速化に関するノウハウなどを無償公開している。
関連記事
- ミクシィ、新卒向け研修資料を無償公開 「Git」と「テスト・設計」 今後も随時公開
MIXI(旧社名ミクシィ)は、同社の新入社員向け技術研修で使用した資料を無償公開した。 - 日経新聞、新卒エンジニア向けセキュリティ研修資料を無償公開
日本経済新聞社は、新卒エンジニア向けセキュリティ研修資料を無償公開した。同社が4月の新人研修で使用したもので、ページ数は30ページ以上。 - ゲームシステムを高速化する社内ノウハウを無償公開 Unityエンジニア向けに サイバーエージェント
サイバーエージェントは社内研修用の書籍「Unity パフォーマンスチューニングバイブル」のPDFを公開した。 300ページに渡る内容を全てPDF化した他、GitHub上でオープンソースとしても公開。誰でも内容の編集ができるという。 - 「動画で助かる」「IT基礎知識が一通り学べる」──各社が公開した新人エンジニア向けの研修資料が話題に 人気資料まとめ
IT企業が社内の新人エンジニアに向けた研修資料を無償公開して話題になっている。学べる内容はIT業界の文化からゲームエンジン「Unity」を使ったゲーム開発までさまざまだ。改めて公開内容と目的をまとめた。 - データサイエンティストだけでAI開発を加速する「Light MLOps」 “エンジニア不要”のメリットとデメリット
データサイエンティストやエンジニアが協力し、AIの開発する手法「MLOps」が、いま注目を集めているが、プレイドではそれを独自に改良し、データサイエンティストだけで行うMLOps「Light MLOps」を実現したという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.