約608gのポータブルゲーミングPC、ASUSから「ROG Ally」登場 最新「Ryzen Z1 Extreme」採用
ASUS JAPANは、ポータブルゲーミングPC「ROG Ally」(アールオージーエイライ)を国内発表した。7インチのフルHDスクリーンを採用した約608gの軽量ボディに、AMDの最新プロセッサー「Z1 Extreme」を搭載する。
ASUS JAPANは5月29日、ポータブルゲーミングPC「ROG Ally」(アールオージーエイライ)を国内発表した。7インチのフルHDスクリーンを採用した約608gの軽量ボディに、AMDの最新プロセッサー「Z1 Extreme」を搭載する。
ROG Allyは、AMDが4月に発表したポータブルゲーム機用の最新プロセッサ「Ryzen Z1 Extreme」「Ryzen Z1」を搭載。Z1 Extremeは、Zen 4アーキテクチャを採用した8コア/16スレッドCPUに、RDNA 3アーキテクチャを採用した12CUのGPUを搭載。内蔵GPUでもPCゲームを快適にプレイできるパワーを持つ。また、Z1は6コア/12スレッドCPU、4CUのGPUを採用する。
メモリは16GB(LPDDR5のデュアルチャネル)、ストレージは512GB。ディスプレイはフルHDの7インチで120Hzのハイリフレッシュレートに対応。500ニトの高輝度表示にも対応する。画面の左右にはLEDライティング機能を備えたコントローラーを搭載する他、Dolby Atmosに対応したステレオスピーカー、指紋認証センサーも内蔵する。OSはWindows 11 Home。
別売りのHDMIポート搭載ACアダプター「ROG Gaming Charger Dock」を使用することで、充電しつつHDMIケーブルでテレビなど大画面に接続できる他、Radeon RX 6850M XT/GeForce RTX 4090(ラップトップ版)を搭載した外付けGPU「ROG XG Mobile」を使うことで、ハイエンドゲーミングPCクラスの3D性能を獲得できるとしている。なお、ROG XG MobileにはGeForce RTX 3080(ラップトップ版)も用意されている。
インタフェースは、ROG XG Mobile接続ポート、USB Type-Cポート、microSDカードスロット、3.5mmイヤフォンジャック(ハイレゾ対応)。バッテリー駆動時間は、ヘビーゲームだと最長2時間、比較的カジュアルなゲームなら最長6.8時間駆動可能。65WのUSB PD入力に対応しており、30分で50%まで充電できるという。
希望小売価格はZ1 Extremeモデルが10万9800円、Z1モデルが8万9800円。前者の予約開始日は6月2日、発売は14日を予定しているのに対し、後者は予約開始・発売ともに23年夏以降としている。また、ROG Gaming Charger Dockは9980円。ROG XG Mobileは、Radeon RX 6850M XTモデルが12万4800円、GeForce RTX 3080モデルが18万8800円、GeForce RTX 4090モデルが39万9800円。
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