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TwitterがGoogle Cloudへの支払い拒否との報道 スパム対策に影響の可能性

TwitterがGoogle Cloudの契約更新で支払いを拒否していると報じられた。TwitterはGoogle Cloudでスパム対策やアカウント保護システムを運営している。交渉が決裂すれば、こうしたサービスに影響が出る可能性がある。

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 Twitterが米GoogleのクラウドサービスGoogle Cloudの料金支払いを拒否していると、Twitterの動静を追っている米メディアのPlatformerが6月10日(現地時間)に報じた。

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 Twitterはプラットフォームを、自社サーバの他、Google CloudやAmazonのAWSとの契約で運営している。Google Cloudとは複数年契約をイーロン・マスク氏による買収前に結んだ。Platformerによると、この契約更新期限は6月30日で、Twitterは3月ごろから契約条件の再交渉を試みているという。

 TwitterはGoogle Cloudを、2018年に買収した米Smyteによるスパム対策、児童の性的虐待関連のコンテンツの削除、アカウントの保護などに関連するサービスで利用している。

 Twitterは現在、多くのサービスをGoogle Cloudから自社サーバに移行しているが、Smyteの移行は遅れており、スパム対策に影響が出る可能性があるとPlatformerは示唆している。

 The Informationは3月3日、TwitterがAmazonに対し、AWSの料金を数カ月分支払っていないと報じた。

 Amazonはこれに対し、Twitter上で表示する広告の料金支払を保留すると警告したという。

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