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Webエンジニアの“職務経歴書ガイド”、スタディサプリが公開 「早期ミスマッチ解消のため」
Webエンジニアの職務経歴書に書くべき内容とは何か。リクルートの英語学習アプリ「スタディサプリ」の採用チームは自社ブログ内で“職務経歴書ガイド”を公開した。
Webエンジニアの職務経歴書に書くべき内容とは何か──リクルートのオンライン学習サービス「スタディサプリ」の採用チームは6月22日、転職時の早期ミスマッチを防ぐ目的で、“職務経歴書ガイド”を公開した。
同社が“書くべき内容”として紹介しているのは「これまでのプロジェクトで自分がどのように課題解決したか」という点。採用する側としてはWebエンジニアがどのような課題を解決したのかを確認したいため、プロジェクトの概要や自分の役割、システムの全体像などを示してほしいとしている。他にも、自身のスキルの要約や、ネット上で公開している成果物なども記載するよう案内している。
同社は「Webエンジニアの採用は競争が激化している肌感がある」とし、早期のミスマッチ解消は応募者と企業の両方にとって重要であると説明。職務経歴書が情報不足だった場合、「ミスマッチが分かるタイミングが遅れる」「面接で情報を引き出す難易度が上がる」といった問題が生じる可能性があるという。
「応募者にとって負担が増えるかもしれない。しかしながら、 他社の選考でも職務経歴書に期待する情報はそれほど違わないので応用できる。つまり、より多くの企業と効率よく早期ミスマッチ解消に利用できるメリットもあるのではと想像している」(同社)
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