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ぐぐっと超広角系にシフトしたソニー「ZV-1 II」は“さすが三代目”の完成度 懸念はバッテリー荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/6 ページ)

「ZV-1 II」の誕生である。当然3年分の進化はあるのだが、注目はレンズを大きく変えてきたこと。ぐぐぐっと超広角系にシフトしたのだ。

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 超広角は広角らしい遠近感を生かしたスナップが似合う。


石灯籠の中に宇招き猫が詰めこまれていたのが面白かったので広角端で狙ってみた。観光客が奉納していくのだ(18mm相当 1/200秒 F1.8 ISO125)

 望遠端は形がすっきり見えるように。なお次の写真は白い招き猫がより白く見えるようにプラスの補正をかけてある。


iAUTOで+1.3段の露出補正をかけて撮影した奉納された招き猫群(50mm相当 1/200秒 F4.0 ISO160)

 AFはソニーらしく高速だが、被写体検出は人物と動物のみで、あらかじめどちらを対象にするか選んでおく必要がある。被写体検出AFの進化はなかったようでちょっと残念だ。


被写体検出の認識対象は人物と動物。それ以外でもタッチによるトラッキングAFを使えば追いかけてくれる

 ISO感度は最高でISO12800までだが、オートだとギリギリISO6400までで済まそうとするようだ。光学式手ブレ補正を持たないせいか、シャッタースピードはなるべく1/100秒以上で撮ろうとしてる感じ。


夜のアジサイを広角端で。ISO感度をぐっとあげてでもシャッタースピードを維持するようだ(18mm相当 1/100秒 F1.8 ISO6400)

室内で要理を。色や階調はすごくいい(28mm相当。1/125秒 F3.2 ISO500)

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