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Twitterで「スパムをブロックしたら機能制限された」報告相次ぐ ユーザーから不満の声
「スパムアカウントをブロックしたら、なぜかこっちのアカウントが機能制限を食らった」──Twitterでこんな声が相次いでいる。ユーザーからは「スパムを守るつもりか」「スパムを凍結してくれ」などと不満が続出している。
「スパムアカウントをブロックしたら、なぜかこっちのアカウントが機能制限を食らった」──6月27日夜ごろから、Twitterでこんな声が相次いでいる。ユーザーからは「スパムを守るつもりか」「スパムを凍結してくれ」などと不満が続出。28日未明には「スパム扱い」「スパム認定」などのワードがトレンド入りした。
編集部で試したところ、スパムを複数ブロックした後、実際に「機能を制限します」という通知が来るのを確認した。通知には「Twitterのスパムに関するポリシーに違反している可能性があります」として、フォローやいいね、リツイートを3日間制限すると書いてある。しかし、実際に一連の機能が使えなくなることはなかった。
一方で、スパムをブロックしていないにもかかわらず、同様の状態になるアカウントもあった。
Twitterのスパムに関するポリシーは、アカウントを自動的に量産することや、いいね・リツイートの購入などを禁じている。ただし、スパムをブロックすることは違反行為に当たらない。Twitterの開発スタッフは「問題が発生した。チームが対応中」とツイートしており、実際の原因は規約違反でなく不具合とみられる。
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