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法人向け「酒ガチャ」、オンライン酒屋がスタート “オフィス飲み会”で需要見込む
酒類のネット販売を手掛けるKURANDが、予算や用途に合わせてランダムな酒を届ける法人向けサービス「オフィスde酒ガチャ」をスタートした。これまでは個人向けに提供していたが、オフィスでの飲み会などで需要を見込み、サービスを拡大する。
酒類のネット販売を手掛けるKURAND(東京都足立区)は7月11日、顧客に聞いた予算や用途に合わせてランダムな酒を届ける法人向けサービス「オフィスde酒ガチャ」をスタートした。これまでは個人向けに提供していたが、オフィスでの飲み会などで需要を見込み、サービスを拡大する。
酒ガチャは、日本酒、梅酒、焼酎、クラフトビール、ワインなど450種超の酒類からランダムな酒を届けるサービス。法人向けとなるオフィスde酒ガチャでは、事前に顧客から聞いた予算や飲み会の詳細を考慮の上で、集まる目的に合った酒を提供する。
個人向けサービスと同様、「炭酸抜き」「日本酒多め」など参加者の好みやアレルギーを考慮した注文も可能。過去に注文したものと同じ酒が届いたり、風味が近い酒ばかり届いたりすることはないという。
価格は購入する酒類の本数によって異なる。例えば4本セットの場合は税込1万1000円、16本セットの場合は同5万5000円。8800円以上の注文であれば送料は無料。注文から配送までは1〜3日程度かかる。注文は専用ページで受け付ける。
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