ファミリーマートは、電動キックボードなどのレンタル事業を運営するLuupと共同で、コンビニ初の電動キックボードの安全運転講習会を8月に都内の店舗で実施する。
ファミマはLuupと提携し、店舗への「LUUP」ポート設置を進めている。電動キックボードは7月から免許不要で乗れるようになり、安全面を心配する声も出ているが、ファミマは「安全・安心を伴った形での設置店舗を拡大する」としている。
講習会は、ファミリーマート豊玉中三丁目店(東京都練馬区)で、8月7日の午前と午後に1回ずつ実施。交通ルールのレクチャーや試乗体験、ガイドブック配布などを行う他、LUUPのアプリで使えるライド無料クーポンも付与する。
ファミマは2022年4月にLuupと資本業務提携。東京・京都の42店舗にLUUPのポートを設置しており、2023年度中に100店舗に拡大する計画だ。
今後も両社で、安全な乗り方の周知や、店舗を利用した安全性向上に向けた取り組みを行っていくという。
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