TDKカセットテープの全て、本になる 7日発売

双葉社は7日、TDKのカセットテープとその歴史を網羅した本「TDKカセットテープ・マニアックス」を発売した。B5判112ページで価格は1980円。

[本田亜友子，ITmedia]

　双葉社は8月7日、TDKのカセットテープとその歴史を網羅した本「TDKカセットテープ・マニアックス」を発売した。B5判112ページで価格は1980円。

「TDKカセットテープ・マニアックス」

　1966年から2007年までにTDKが販売したカセットテープ全種を写真とともに紹介。磁性体の異なるType I（ノーマルポジション）やType II（ハイポジション）、最上級のType IV（メタルポジション）まで完全網羅した。

　またスティービー・ワンダーやマイルス・デイヴィスを起用した歴代のテレビCMを紹介。TDKのOBインタビューなどを通じてその歴史も振り返る。

　70年代から80年代にかけ、若者の音楽シーンになくてはならない存在だったカセットテープ。TDK、ソニー、マクセルが3大製造メーカーといわれ、中でもTDKは長い間シェアナンバー1を誇っていた。

最高峰「MA-R」の紹介は開発者の証言入り

左は「MA-R」発売当時（1979年）の広告

MA-Rの後継として1985年に発売された「MA-XG」

メタルポジションの製品ラインアップ