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「Disney+」の米国版、10月に27%の値上げ(広告付きプランは据え置き)
Disneyは、ストリーミングサービス「Disney+」の料金を10月に27%値上げすると発表した。昨年12月から提供している広告付きプランの料金は据え置く。また、欧州の一部とカナダでも広告付きプランの提供を開始することも発表した。
米The Walt Disney Company(以下、Disney)は8月9日(現地時間)、有料動画配信サービス「Disney+」の米国での料金を値上げすると発表した。
広告なしの料金は10月12日から27%値上げし、月額13.99ドルになる。昨年12月に新設した広告付きプランの料金は7.99ドルに据え置く。
ちなみに、競合する米Netflixの広告なしの標準プランの米国での料金は、月額15.49だ。値上げしてもDisney+の方がまだ少し安い。
Disneyは昨年8月にもDisney+の米国での料金を値上げした。
Disneyは同日の第3四半期の決算発表(PDF)で、ストリーミングを担うDirect-to Consumer部門が5億1200万ドルの営業損失だったとしている。
同四半期のDisney+の新規加入者数は(インドのHotstarを除いて)80万人で、総加入者数は1億570万人だった。
ボブ・アイガーCEOは業績発表後の電話会見で、広告付きプランを開始してから330万人の加入者があり、その約40%がこのプランを選択したと語った。
同社はまた、欧州の一部とカナダでも広告付きプランの提供を11月に開始すると発表した。
日本については言及しておらず、日本でも広告付きプランを提供するのか、料金を値上げするのかなどは不明だ。
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