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Googleの生成AI搭載検索エンジン「SGE」にページ内容まとめなどの3つの新機能
Googleは、5月に米国で提供を開始した検索の生成AI機能「Search Generative Experience」(SGE)の3つの新機能を発表した。コーディングのオーバービューも見やすくなる。
米Googleは8月15日(現地時間)、5月に米国で提供を開始したGoogle検索の生成AI機能の初期テスト「Search Generative Experience」(SGE)の3つの新機能を発表した。SGEは現在、米国でのみ利用可能だ。
まず、AIがまとめた検索結果枠内の特定の単語にカーソルを置くと、その単語の説明が(必要な場合は)図解入りで表示されるようになった。クリック(タップ)するとさらに詳細を確認できる。
米Microsoftの「新しいBing」でも同じような機能を提供している。
次に、コーディングでオーバービュー内のコードのセグメントが構文の強調表示で色分けされるようになった。これで、キーワード、コメント、文字列などの要素をより識別しやすくなった。
3つ目は「SGE while browsing」(ブラウジング中のSGE)と呼ぶ機能。Webページの長文コンテンツのポイントを生成AIが箇条書きにまとめる。項目をタップすると、ページ内の該当する部分がハイライト表示される。また、ページ内を調べるためのオプションもある。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
同様の機能は新しいBingにもある。
SGE while browsingは、まずはモバイルアプリで提供する。Googleによると、SGEのの初期のフィードバックは肯定的という。
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