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ソニー「α6700」の進化した被写体検出AFを味わう 背中を向けていても大丈夫、セミの顔認識も荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/7 ページ)

とうとう出ましたよ。最上位にして最新の「α6700」。先代「α6600」の登場が2019年だったから4年ぶりの新作である。

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 認識対象は人物・動物に加えて鳥・昆虫・車/列車・飛行機と全部で6つ。「動物/鳥」というパターンも用意されている。


被写体検出の認識対象。この一覧の下にさらに「飛行機」もある。動物と鳥に関しては両方を認識するモードもある

 さらにそれぞれ認識したときの詳細設定もある。人物と動物、鳥に関しては「瞳・頭・体」それぞれに対して認識対象とするかどうかもセットできるのだ。体も認識してくれるおかげで、被写体が背中を向けていてもちゃんと見つけてくれる。


各被写体別に詳細設定が用意され、動物や鳥、人物だと部位も指定できる。最適なセッティングを見つけるのは難しそうだけど

 ではユニークなところで昆虫認識を試してみたい。

 認識対象を昆虫にして、季節柄セミを狙ってみた。


認識対象を昆虫にセット

 ぐぐっと寄れば、セミの顔認識もしてくれたのだ。


セミの顔認識をした瞬間。距離や光の具合によって全体を認識したり顔を認識したりもする

アブラゼミにぐぐっと寄ってmm板。ISO16000まで上がったので暗部は少しざらついている(70-200mm 200mm 1/320秒 F4.0 ISO16000)

 ここで使ったレンズは70-200mm F4 macro。マクロに強い望遠レンズということで、虫を撮るのにいいのである。

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