ソニー「α6700」の進化した被写体検出AFを味わう 背中を向けていても大丈夫、セミの顔認識も：荻窪圭のデジカメレビュープラス（7/7 ページ）

とうとう出ましたよ。最上位にして最新の「α6700」。先代「α6600」の登場が2019年だったから4年ぶりの新作である。

[荻窪圭，ITmedia]

　VLOGCAMと違って高性能なマイクは搭載してないが、本格的に動画を撮りたい人は別途アクセサリシューに装着するマイクも発売されたのでそちらを使いたい。

　ストリーミング配信などネットワーク系の機能も充実している。

ネットワーク機能が非常に充実してるのもイマドキの動画に強いカメラだ

　メディアはSDカード（もちろんUHS-I/IIに対応）スロットが1つ。

　充電はUSB PDにも対応している他、給電しながらの撮影も可能だ。

左側面には3つの扉があり、一番上はUSB Type-Cとマイク。一番下はHDMIとヘッドフォン端子。メディアスロットが左側面にあるのは「α7C」譲りか

　なお製品にはACアダプタやUSBケーブルは付属しないので、自前のUSB PD対応ACアダプタを使うべし。

　という感じだが、α6600から4年ぶりの新製品ということで、すごく進化してる。

　見た目はα6xxxシリーズだけど、中身は最新のαとVLOGCAMの良いところをうまく融合した、って感じで、実に良いAPS-Cサイズセンサーカメラに仕上がってると思うのだ。

　VLOGCAMもいいけど、自分はスチルをメインに撮りたいんだー、と思っていた人は手に取ってみるべし。