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DoorDash、AIによる注文電話代行サービスを加盟店に提供へ
フードデリバリー大手のDoorDashは、AI採用の音声注文機能を加盟店に提供する。多言語対応のAIにより、人手不足や繁忙で注文電話を受け損なうことがなくなるとしている。
フードデリバリー大手の米DoorDashは8月28日(現地時間)、AI採用の音声注文機能を発表した。一部の加盟店に提供を開始する。
同社の調査によると、お客からの注文電話の最大50%が(人手不足や繁忙のため)応答されていないという。「AIとクラス最高のライブエージェントを組み合わせることで、お客をほとんど待たせずに応答できるようになる」としている。さらに、店のメニューデータに基づいて、お客にお勧めもできるという。
お客は、不在着信や長い待ち時間なしに、多言語でパーソナライズされた音声注文ができる。リピーターは、お気に入りの食事をすぐに再注文できる。
なお、DoorDashは2022年6月に日本から撤退(傘下のWoltに移行)しており、この機能を日本でも提供する可能性は低そうだ。
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