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日本科学未来館、ノーベル賞発表の瞬間をリアルタイム配信 科学コミュニケーターの解説付き
日本科学未来館は5日、ノーベル賞の自然科学3賞の発表に合わせてライブ配信「科学コミュニケーターと楽しむノーベル〇〇賞」を実施すると発表した。
日本科学未来館は9月5日、ノーベル賞の自然科学3賞の発表にあわせてライブ配信「科学コミュニケーターと楽しむノーベル〇〇賞」を実施すると発表した。10月2日から4日までのそれぞれ午後5時30分からニコニコ生放送とYouTube Liveで配信する。
今年のノーベル賞は10月2日に生理学・医学賞、3日に物理学賞、4日に化学賞の発表が予定されている。ライブ配信ではこれらの分野に詳しい科学コミュニケーターが出演し、ノーベル賞に関する基本情報の他、各賞と関連する研究なども紹介する。
「ノーベル賞の発表会見の様子をインターネット中継で見守りながら、視聴者の皆さんと一緒に発表の瞬間を迎えます」としている。
科学コミュニケーターは、一般の人に科学技術を分かりやすく伝えながら、研究開発の場へ一般の人の声を反映したり、研究者の意識改革を促したりと能動的に活動する役割を持つ。科学未来館の場合、科学コミュニケーターという肩書きで活動している人は一部のみで、任期は最長5年間。その後は様々な職に就き、科学技術と社会をつなぐという。
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