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メルカリ、スマホのデータ消去オプション まっさらな状態で買い手に届く
メルカリがフリマアプリ「メルカリ」でスマートフォンを出品するユーザーに向けて、データ消去オプションの提供を始めた。オプションを適用して出品された端末は、一度データ消去業者の元で処理した後に購入者に発送する。
メルカリは9月7日、フリマアプリ「メルカリ」でスマートフォンを出品するユーザー向けに、端末のデータを消去できるオプションの提供を始めた。オプションを適用して出品された端末は、提携事業者がデータを消した後、改めて購入者に発送される。
データ消去を担当するのは伊藤忠グループのデータ削除業者であるBelong(東京都港区)。料金は1400円。消去には3〜7日かかる。利用できるのはiOS/Android搭載で電源が入るスマホのうち、販売価格がデータ消去費込みで4000円以上の場合。
メルカリは5月に、中古スマートフォンをフリマアプリ「メルカリ」に出品する際には「スマホ用電子証明書搭載サービス」を失効できているか確認するよう注意喚起している。同サービスを使うとマイナンバーカードの電子証明書機能をスマートフォンに追加できるが、端末を初期化しただけでは電子証明書が残ってしまう。
今回のデータ消去オプションもスマホ用電子証明書搭載サービスの失効には対応していない。オプション利用の場合でもあらかじめ失効してから発送するよう求めている。
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