自動変形する実物大「ドミネーター」、Cerevoが復刻 アニメ「サイコパス」放送10周年で
Cerevoは8日、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」に登場する特殊拳銃を実物大で再現した「ドミネーター」を復刻すると発表した。価格は14万8500円。
Cerevo(セレボ)は9月8日、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」に登場する特殊拳銃を実物大で再現した「DOMINATOR」(ドミネーター)を復刻すると発表した。価格は14万8500円。20日の午後7時から直販サイトで予約を受け付ける。
2016年に発売し、部品調達の都合から2019年に生産終了した製品をアニメの放送開始10周年を記念して復刻する。「内部機構を改修することで機能はそのままに復刻モデルとしての販売を実現できた」。
デザインや材質、機能はそのまま。変更点は内部機能と、以前は別売だったプロテクターケースにシリアルナンバーを入れてパッケージにした。
出荷は2024年春を予定。専用アプリは24年春時点のiOS、Androidに対応するとしている。
「犯罪係数」で自動変形
ドミネーターは、パラライザーからエリミネーターへと変形する電動フル可動モデル。グリップを握るとタッチセンサーにより起動する。
無線LANでスマホと連携し、先端にあるカメラの映像をアプリ上でストリーミング再生。アニメ同様に相手の「犯罪計数」を表示し、一定の数値を超えると「対象を排除してください」というアナウンスが流れ、自動で「エリミネーター」に変形する。
作中の演出を忠実に再現するため、変形機構にはカスタマイズしたギヤードモーターを採用。各種センサーの他に217個ものLEDを搭載し、通常時、変形時、執行時とモードに合わせて光り方が変わる。
声優の日高のり子さんが担当したボイスは100種類以上を収録。Production I.Gの塩谷直義監督、ニトロプラス所属のメカニックデザイナー・石渡マコト氏が監修した。
ドミネーターは、犯罪者になる危険性を示す「犯罪係数」を解析し、その数値によって鎮圧用パラライザーや、殺傷用のエリミネーターに姿を変える架空のハンドガン。作中では公安局が使用する銃器型の「鎮圧執行システム」として描かれている。
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