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焼けた肉を盤上で切ってそのまま口の中へ バルミューダのホットプレートが目指した“体験”、開発者に聞く知らないと損!?業界最前線(1/5 ページ)

バルミューダがホットプレート「BALMUDA The Plate Pro」を発表した。扇風機やトースターなどで人気の同社だが、参入したスマートフォン事業は2年で撤退するなど迷走も見えた。起死回生を図るこのホットプレートについて、開発の経緯や目指す姿などを担当者に聞いた。

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 家電メーカーのバルミューダは9月14日、新ジャンルへの参入製品として、ホットプレート「BALMUDA The Plate Pro(K10A-BK)」を発表した。同日より販売予約を開始し、10月12日に発売予定だ。

 バルミューダは、DCモーターを採用した扇風機「GreenFan」や、正確な温度制御とスチームでこんがり焼くオーブントースター「BALMUDA The Toaster」で、高い人気を集めた新興家電メーカー。しかし2021年に参入したスマートフォン事業は23年で撤退するなど、迷走も見えた。

 この「BALMUDA The Plate Pro」は、本業ともいえる調理家電ジャンルでの起死回生を図った一品なのだ。

 そこで、開発の経緯や、こだわりの機能、目指す姿について、開発を担当したイノベーション本部 プロダクトデザイン部の比嘉一真さんとエンジニアリング本部 プロジェクトマネジメント部の岸本亮さんに話を聞いた。


バルミューダの「BALMUDA The Plate Pro」(実勢価格4万2900円)。別売でたこ焼きプレートやフチ付きのプレートも用意。直営店、オンラインストアでは専用収納ケース付きのセットも用意する(実勢価格5万2800円)
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