「Meta Quest 3」で使える多数のコンテンツ──「Xbox Cloud Gaming」「Microsoft 365」「Adobe Substance 3D Modeler」など
Metaが10月に発売する「Quest 3」では、Microsoftの「Xbox Cloud Gaming」を含む多数のゲームや「Microsoft 365」などのビジネスツールも利用できるようになる。
米Metaは9月27日(現地時間)、年次カンファレンス「Meta Connect」で発表した新型VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3」に近く登場するコンテンツも発表した。
予告済みだが、12月に米Microsoftの「Xbox Cloud Gaming」をQuest 3で利用可能になる。Xbox Game Pass Ultimateと接続したコントローラを使って、「Halo Infinite」「Minecraft Legends」などをQuestでプレイできるようになる。
また、年内に「Microsoft 365」も使えるようになる。Word、PowerPoint、ExcelをVRで利用できるようになる。Teamsも現在パブリックプレビュー段階だ。
「Windows体験をQuestに安全にストリーミングする新たな方法」も間もなく提供するという。
米Adobeが今年初頭にリリースした「Adobe Substance 3D Modeler」もVRとデスクトップの両方で利用できるようになる。
また、10月には「Meta Quest for Business」がスタートする。これは、Questシリーズのサブスクリプションとして提供する企業向けサービス。「企業全体でのMeta Questの活用、新たな業務ソリューションの開拓、新たな働き方の実現を支援する」という。
その他のゲームなどのコンテンツについては公式ブログを参照されたい。
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