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外国からの迷惑電話ブロックサービス、自治体に無償提供 NTT東
外国からの迷惑電話が急増する中、迷惑電話一括ブロック機能を備えたサービスをNTT東が自治体向けに無償提供へ。
NTT東日本は10月5日、外国からの迷惑電話が増えていることを受け、迷惑電話で業務に大きな影響が出ている自治体などに対して、迷惑電話一括ブロック機能を備えた「トビラフォン Biz」を、2024年3月末まで無償提供すると発表した。トビラフォンBizを提供するトビラシステムズと協力する。
トビラフォンBizは、専用端末を「ひかり電話」などに接続して使う法人向けサービス。国内外の迷惑電話情報を独自で収集・一括拒否する機能を備えており、今年9月からは、海外からの迷惑電話を国別にブロックする機能が追加された。
NTT東は8月以降、迷惑電話に関する相談窓口を設置したり、トビラフォンBizの期間限定割安プランを提供してきた。今回新たに、自治体向けの無償提供も始める。
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