兜をモチーフにした「G-SHOCK」、88万円

カシオ計算機は19日、オリジナルの兜をモチーフにした「G-SHOCK」を発表した。11月10日から全世界で限定700個を販売する。

[ITmedia]

　カシオ計算機は10月19日、「G-SHOCK」の最上位シリーズ「MR-G」の新製品として、オリジナルの兜をモチーフにした「MRG-B2000SG」を発表した。11月10日から全世界で限定700個を販売する。価格は88万円。

「MRG-B2000SG」

　G-SHOCKの発売40周年を記念して同社が制作したオリジナルの兜「衝撃丸-皚-」がモチーフ。兜の前立（前正面に付ける飾り）を手掛けた彫金師・小林正雄さんがベゼルに強さの象徴である虎の姿を手作業で彫った。

　虎の周囲には石目（金属の表面をたがねで叩いて作った点状の凹み）。その大きさと形状を変えることで虎の縞模様を表現している。

　ケースはチタン素材で、ダークシルバーのIPを施した。深層硬化処理で硬度を高めると同時に結晶模様を浮かび上がらせ、無骨な雰囲気に仕上げている。

　4カ所のビスにはルビーを、側面には“G-SHOCK”40周年のメタルプレートをあしらった。バンドは兜の「白糸威（しらいとおどし）」に見立てたホワイトで、フッ素ラバー素材を使用している。

彫金師が手作業で彫った虎

4カ所のビスにはルビーをあしらった

G-SHOCKの発売40周年を記念して制作したオリジナルの兜「衝撃丸-皚-」

兜の「白糸威（しらいとおどし）」に見立てたホワイトバンド