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VTuber「博衣こより」のAIチャット「AIこより」 カバーが開発背景紹介 作ったのは新卒エンジニア
VTuber事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバーは、VTuber「博衣こより」さんの声で質疑応答ができるAIチャットソフト「AIこより」の開発背景を紹介した。
VTuber事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバーは11月22日、VTuber「博衣こより」さんの声で質疑応答ができるAIチャットソフト「AIこより」の開発背景を紹介した。同社の公式noteで解説記事を公開。開発したのは、4月入社の新入社員だと明かした。
AIこよりは、博衣こよりさんの容姿や声をもとに開発したAIチャットソフト。博衣こよりさんの基本情報や性格を学習させており、質問を受けるとそれらの情報をもとに返答する。読み上げ機能も搭載しており、返答内容を博衣こよりさんの声で読み上げられる。AIこよりは一般公開はしておらず、博衣こよりさんの配信に登場している。
カバー社内で生成AIの利用方法を検討していたところ、博衣こよりさんから「自身をモチーフにしたAIを作りたい」と要望があり、開発したという。返答テキストの生成にはChatGPT(gpt-3.5-turbo)を利用。読み上げAIモデルにはCoeFontのサービスを使っており、学習データとして3000文の文章を博衣こよりさんに収録してもらったとしている。
noteの記事では、AIこよりのフロントシステムとサーバシステムの構成について解説。また、博衣こよりさんの「口調を丁寧語とため口で切り替えたい」という要望をどのように実現したのかも紹介している。
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