ニュース
NTTと東電がデータセンターで新会社 千葉・印西市に開設へ 生成AI需要見込む
NTTと東京電力ホールディングス(HD)が、、データセンターの共同開発に同意したと発表した。
NTTと東京電力ホールディングス(HD)は12月19日、データセンターの共同開発に同意したと発表した。データセンターの建設などを手掛けるNTTグローバルデータセンター(東京都千代田区)と東京電力パワーグリッドが2024年3月までに新会社を共同設立。26年下期をめどに千葉県印西市に用地を取得し、新しいデータセンターを開設するという。
新会社の資本比率はNTTグローバルデータセンターと東京電力パワーグリッドで50対50になる予定。26年下期以降も、首都圏を中心に、順次データセンター開発・運用を共同検討していくという。
NTTと東京電力HDはデータセンター事業を推進する背景について「データセンター市場については、生成AI技術などの活用進展に伴い、データ需要は今後も増大していくと想定されており、データセンターへのニーズも引き続き高水準に推移していくと考えられる」としている。
関連記事
- エネルギー業界では難しかった“フルクラウド化”に挑戦 発電会社が3カ月でERPをAzureに移行するまで
発電会社のJERAは、エネルギー業界では珍しく、システムのフルクラウド化を目指している。まず2019年11月に「Microsoft Azure」を導入し、20年2月にはERPをオンプレミスからAzureに移行。現在はその他のシステムをAzureに移行中だ。同社はなぜこうした施策に踏み切ったのか。 - 「東京電力」と検索すると「東京電“カ”」が広告枠に いったい何者? 東電に聞いた
Google検索で「東京電力」と調べると、広告を表示するスポンサー欄に「東京電カ」(漢字の“力”ではなく片仮名の“カ”)というWebサイトが現れることがある。いったい何者か。東京電力などに問い合わせを行った。 - 電気代高騰に揺れるデータセンタービジネス、事業者の対応は? “中の人”に聞く現状と対策
電気代高騰のあおりを受けるデータセンタービジネス。事業者はどのように対応しているのか。実際にデータセンター事業を手掛けるNTTコムの“中の人”に詳細を聞く。 - 「NERV専用監視装置」で東電の電力状況をチェック エヴァ風サイト登場
東京電力の電気使用状況が分かるエヴァンゲリオン風サイトが登場。「NERV」のメンバーになった気分で監視できる。 - 東京ドーム7個分! 巨大データセンターを千葉に建設、大和ハウスの狙い
大和ハウス工業が10月から、千葉県印西市の「千葉ニュータウン」内で巨大なデータセンターを建設中だ。総延べ床面積は約33万平方メートルで、東京ドーム約7個分に相当する。この施設を使ってどんなビジネスを始めるのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.