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スマホとはひと味違うイルミネーション写真の撮り方:荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/5 ページ)
イルミネーションの季節になった。興味ある人もない人もいるだろうけど、いろいろ工夫して撮るって意味ではすごく面白い世界だと思うのである。
でもまあ、三脚を使うとシャッタースピードをもっとギリギリまで落とせるので、特に暗部の画質が向上する、歩いている人が皆ブレて目立たなくなるという良さもある。
でもって、もう1つ遊んでみた。ホワイトバランスである。
さっきの写真は太陽光あるいはISOオートで撮ってるのだけど、色温度をぐぐっと下げてやると、オレンジ色のライトがより白くなり、白い光は青白くなって、寒々しいクールな感じになる。冬っぽいというか。
という感じで、みながスマホで夜景を気軽に撮ってるなか、デジタル一眼ならではの写真といえば、やっぱレンズを使い分けられることと絞りやホワイトバランスのコントロールが自在にできることの3つかなと思ってそこに絞ってみた。
同じ場所でもちょっとした撮り方で全然違う写真になるから面白いのだ。
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