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「Microsoft Copilot」のAndroidアプリがGoogle Playストアに登場
MicrosoftはGoogle Playストアで「Microsoft Copilot」のAndroidアプリを公開した。2月に公開した「Bing」のアプリと併存させている。いずれもGPT-4ベースだが、CopilotはDALL・E 3サポートで画像も生成できる。
米Microsoftは12月19日、米Googleの公式AndroidアプリストアGoogle Playストアで「Microsoft Copilot」アプリを公開した。2月に公開した「Bing」アプリと併存させている。
いずれも無料で、米OpenAIのGPT-4を採用している。MicrosoftアカウントでサインインしなくてもMicrosoftが用意した質問に答えさせることはできるが、自分の質問をするにはサインインが必要だ。
2つのアプリの概要を見ると、両者の違いは、BingアプリはGPT-4のみをサポートしており、Microsoft Copilotは「DALL・E 3」もサポートしているので画像の生成も可能というところのようだ。
Microsoftは2月にGPT採用の「新しいBing」を発表し、その後Copilotにリブランドした。同社のWebブラウザEdgeで稼働するCopilotは「Copilot with Bing Chat」と表記されている。
なお、本稿執筆現在、iOS版はまだ公開されていない。
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