PayPayアプリで「NISA口座」開設可能に 株や投信の売買はアプリ内で完結 ポイントも貯まる
PayPay証券は、NISA口座での取引を2023年12月31日から開始したと発表した。口座には、PayPayアプリ内で資産運用に特化したミニアプリ「PayPay資産運用」でもアクセスできる。
PayPay証券は1月4日、NISA口座での取引を2023年12月31日から開始したと発表した。PayPayアプリ内で資産運用に特化したミニアプリ「PayPay資産運用」からアクセスできる。
同サービスでは、NISA口座開設の手続きから日本株/米国株/投資信託などの売買までアプリ内で完結するのが特徴。現在470銘柄を取り扱いしており、PayPayポイント/PayPayマネーで、株や投資信託を100円から購入できる。投資信託の購入手数料は全て無料だ。
また「PayPayマネー・PayPayポイントによるつみたて」(投信購入額の0.5%付与)と「クレジットつみたて」(同0.7%付与)の併用で、毎月最大10万円までの積み立てがポイント付与の対象に。新NISA制度の「つみたて投資枠」である年間投資枠120万円をフルに活用できるとしている。
新機能として目標設定機能を追加。NISA口座での取引開始と同時にどの程度の資産を築きたいのかを入力し、結婚、出産、育児、老後の生活資金といったライフイベントに向けた資産形成のシミュレーションが可能という。
なお、23年10月1日申し込み分から、クイズに正解し、新規で証券口座を開設したユーザーにPayPayポイントを500ポイント、さらにNISA口座の開設で500ポイントと、最大1000ポイントを付与する「新規口座開設プログラム」を実施中。すでにPayPay証券口座を持つユーザーでも、NISA口座の新規開設や、既にあるNISA口座を金融機関変更することでPayPayポイントを500ポイントプレゼントする。
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