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OpenAI、ChatGPTに会話を記憶させる「Memory」テスト開始 初期設定はオン
OpenAIは、ChatGPTに会話を記憶させる「Memory」機能のテストを開始した。有効にしておくと、過去の会話内容を記憶し、いちいち設定を説明しなくて済むようになる。
米OpenAIは2月13日(現地時間)、ChatGPTに会話を記憶させる機能「Memory」のテストを開始したと発表した。チャットの内容を覚えさせることで、情報を繰り返す必要がなくなる。
例えば、会議の要約を頼む際、見出し、ポイントの箇条書き、最後のまとめを含ませるよう指示すると、以後はそう指定しなくてもそのフォーマットで要約するようになる。
こうした指示は昨年7月に追加された「カスタム指示」にまとめておくこともできる。
テスト段階ではこの機能は初期設定でオンになっているが、設定でオフにすることも可能。
設定は、画面左下のアカウント名→[設定]→[Personalization]→[Memory]で行う。
チャット履歴を遡って会話別に削除することもできる。
GPTは個別のMemoryを持つ。例えば「Books」というGPTでMemoryを有効にすると、好みのジャンルなどが記憶されるので、お勧めが調整される。
Memoryに記憶されているデータは、モデルのトレーニングに使われる(ChatGPT EnterpriseとTeamsプランのデータは使われない)。
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