「スイカゲーム」初の公式グッズまもなく登場 模倣品対策で「正規品たくさん出す」
「スイカゲーム焼き」のおまけステッカーが初の公式グッズとなる模様。「GiGOのたい焼き総本店」で販売する。
人気ゲーム「スイカゲーム」初の公式グッズがまもなく登場する。アミューズメント事業を展開するGENDA GiGO Entertainmentは2月16日、「スイカゲーム焼き」を3月から販売すると発表した。
「GiGOのたい焼き総本店」で販売するスイカゲーム焼きはお菓子。グッズとはいえないが、その購入者にスイカゲームのキャラクターをデザインしたオリジナルステッカーを配布する。スイカゲームの開発元・Aladdin Xによると、これが初の公式グッズになるという。
また3月29日からはスイカを模したビーチボールやキーホルダーがクレーンゲーム景品として登場する。GiGOの店舗限定だ。
スイカゲームを展開するAladdin Xは、これまで類似アプリやグッズに悩まされてきた。23年10月には製品の画像や説明文などを流用したiOSアプリを確認したとしてユーザーに注意喚起。さらに同年12月にはゲームのキャラクターに類似した同社と関係のないグッズがクレーンゲームの景品として出回っていると明らかにした。
こうした模倣品対策としてAladdin Xが進めているのが、「正規品をたくさん出す」ことだ。まず1月1日にiOSアプリの「スイカゲーム」をリリースし、すぐに人気アプリとなった。Android版の開発も進めている。
並行してスイカゲームの商標登録も完了。キャラクターを使ったIPビジネスの展開も兼ね、他社とコラボした商品に積極的に取り組む考えだ。未発表のものも含め、今後は「色々な場所でグッズを目にしていただくことが増えてくるかと思います。取り扱いが決まったものは公式サイトやXで告知をしていく予定です」としている。
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